春日祭に参列する
本日3月13日 朝より、春日大社の「春日祭」という例祭に初めて参列してきました。
この祭りは地元でも、よく知られていない行事です。 私もご縁でお声掛けいただき、
参列する事にしました。
春日祭とは、宮中より天皇陛下の御名代である「勅使(ちょくし)」の参向を仰ぎ、
国家の安泰と国民の繁栄を祈る春日大社の例祭だそうです。
このように特別な形で勅使参向が執り行われているのは、日本で3社だけと聞いています。
右端の黒色の衣装をまとっておられるのが、勅使です。
想像していたより若い方でした。(50代くらい)
それ以外も宮内庁から大勢の方をお迎えしての祭事で、
春日大社神職総出の緊張感あふれる儀式でした。
途中、儀式や作法(今的には、進行プログラム)があり、説明書とマイク放送の解説だけでは
なかなか理解できない流れでした。
ただ、目には見えない、春日の大神様に対しての厳粛な対応は、日本民族の誇り
のようなものを感じましたし、まさに伝統そのものを体感している感覚
になりました。
これらの儀式を執り行っているのは、春日大社の神職はじめ、地元の有志も
(知人も何人も見つけました)協力してのことであります。そして明治の初めから
このように奈良の地で執り行われていたことに改めて感銘しました。
途中から小雨も降りだし、非常に寒い中での行事になりました。 関係者には
ごくろうさまでしたそして、ありがとうございましたと言いたい気持ちです。
- 2017.03.13 Monday
- ならまちのこと
- 20:07
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- by uoman